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アニメ成人式に行ってきました!
2019年1月14日。今年の豊島区の成人式は「アニメ成人式」と聞きつけて、池ブルックリンメンバーの板垣、目黒が潜入取材してまいりました♪
記事作成:板垣有(記事一覧)
音楽をこよなく愛す、走るライター。
学生時代は水泳で日本選手権に出場した体育会系。
現在はメディアのゴーストライター、雑誌、本、ムック本などを執筆しています。
フルマラソン完走。
記事作成:めぐロッカー(記事一覧)
音楽や映画が好き。最近はキャンプやアウトドアにはまってます。
得意分野は、映像編集。
IDEA.is主宰。
大々的には報じられなかったものの、事前に公表されていた豊島区のHPによれば、司会に「機動戦士ガンダム」や「ワンピース」の声優として知られる、矢尾一樹さん。豪華スペシャルゲストとして「プリキュア」シリーズの主題歌などで知られる歌手の、五條真由美さん。そして「ウルトラマン」シリーズの主題歌や舞台でも活躍中の、松原剛志さん。アニメ界では“超有名人”“大御所”たるかたがたをお迎えして、大変ユニークな式典になること間違いなし!さらにHPには、「新成人のコスプレ参加も可」との記載も。これは面白くなりそう~♪一般鑑賞もできるとのことで、申し込みして、行ってまいりました。
開場前の様子。会場は池袋西口にある東京芸術劇場です。晴天に恵まれ、新成人の晴れ着姿がまぶしい!芸術劇場に垂れ幕などをかけて、もっと盛大にするのかな?と思っておりましたが、その点少し残念!成人式らしく?お酒を飲んでお祭り騒ぎ?しているグループもいましたが、笑、総じて豊島区の成人さんたちは、大人しいイメージ?コスプレしているかたも見当たらず、ちょっと寂しい。
新成人に突撃インタビュー!
と、ここで、新成人に、池ブルックリンメンバーが突撃取材を敢行・・!
インタビュー1組目は、晴れ着姿の女性3人組。小学校時代の同級生だそうです!
―アニメ成人式をどう思いますか?
池袋っぽいなと。
―成人式で歌がある、「プリキュア」を子どもの頃、見ていましたか?
懐かしい!
―池袋で最近、遊んだりします?
しょっちゅう来てます。買い物とかに。
―ちなみに皆さん、どこの小学校の出身ですか?
巣鴨の仰高(ぎょうこう)小学校です!
ありがとうございました!
続いては、スーツ姿の男性2人組。こちらも小学校の同級生だそうです。(写真はNGということです)
―今日はどういう集まりですか?
小学校の友達同士です。
―豊島区内の小学校ですか?ちなみにどの辺ですか。
豊島区の大和田あたりです。
―今日はアニメ成人式ということですが。
豊島区らしいと思います。池袋っぽい。池袋に来る人が多いからだと思うけど、池袋に実際に住んでいる人は、コスプレとかしないかな。
―実際にコスプレをしてる人は見かけないですね。やはり成人はしっかりとした格好をしなければと思いますか?
そうですね。
―成人式の司会者ががアニメ『ワンピース』のフランキー役の声の人ですね。この試みはどう感じますか?
好きな人にはいいですね。
―20歳を迎えて、自分の出身地として今後池袋に関わっていきたいというのはありますか?また豊島区以外の場所に出たいと思ったりしませんか?
豊島区に愛着は言うほどにはないです。渋谷とかに出ようとも思わない。
―今後の目標を聞かせてください。
今のところ考え中です。
さすが皆さん、クールです。笑。アツい返答を期待していた池ブルックリンメンバーとしては、少し肩透かしな感もありました。皆さん、そんなにアニメとか好きではないのかな~?何より、「成人式は晴れ着で!」「(式も、服装も)普通が一番!」という人が、やっぱり多いのでしょう。目立ちたくないと考える人が多数ですよね。
式典に出席してきました!
ともあれ、式に出席するぞー。入口でパンフレットとともに、東アジア文化都市開催の案内も配っていました。東アジア文化都市2019については、こちらをご覧ください。
https://culturecity-toshima.com/
パンフレット曰く、「日中韓の3か国から、文化芸術による発展を目指す都市を毎年1都市選定し、年間を通して多様な文化芸術イベントを開催し、3か国の文化交流を図る国家的プロジェクト」だそうです。
アニメ成人式が開催されたのも、豊島区がこの文化都市に選ばれたことも大いに関係しているようです。(個人的には、区長の高野之夫氏が、大のアニメ好きと聞いていたため、それが理由かな?などと思っておりました^^;実際、豊島区が文化都市に名乗り出た(?)のも、アニメを文化として推しているのも、区長の意向も大きいのでは・・なんちゃって。)
芸術劇場のエスカレーターを登っていくと、コスプレイヤーと成人のかたがたの記念撮影が行われていました!
声優さんたちの独擅場!
さてさて、13時より肝心の成人式の始まりです。ワイルドな風貌(と言っては失礼?!)の司会の矢尾一樹さん、ご登場!ですが、新成人からは、反応がなし・・というか薄い。矢尾さんがハスキーヴォイスでお話し始め、途中で「すーーーぱーーー!!!(superと叫んでいる)」と雄たけびを上げたところで、ようやく新成人たちの気持ちも乗ったようで、少しずつ和やかな雰囲気になっていきました。東アジア文化都市などの宣伝映像がひとしきり流れた後、高野区長からの式辞です。「目標を持ち、執念でやり遂げよう」などと仰っていました。
新成人代表の男女(観世さん(男性)と山田さん(女性)お二方から、誓いの言葉もありました。
「伝統芸能を引き継いでいきたい」「地域や社会に貢献したい」と観世さん。「高校時代の先生の言葉、『どこにいるかよりも、だれといるか』。堂々と歩んでいきたい」と山田さん。とても立派なお二人でした!!
この後、「アニメNEXT-100」なるスペシャルムービーが流れました。「ガンダム」などはもちろん、古いアニメ「アルプスの少女ハイジ」「鉄腕アトム」などから、「ルパン三世」「シティーハンター」「エヴァンゲリオン」「コナン」・・などなど、名作の名シーンがこれでもか!と。100のアニメが取り上げられたようですが、全く飽きなかったのは私だけでしょうか。
豊島区吹奏楽団の「音楽のプレゼント」も
第二部は「音楽のプレゼント」。豊島区吹奏楽団が大活躍です♪特に2、3曲目に歌われた「としま 未来へ」「わたしは未来」は豊島区立仰高(ぎょうこう)小学校の子どもたちが、綺麗な声で歌ってくれました^^仰高小学校は豊島区で一番古い学校なのだそうです。そしてなんと!豊島区の歌、区民の歌である「としま 未来へ」は、さだまさしさんの作曲・補作詞なのだそうです。2002年にできました。
https://www.city.toshima.lg.jp/012/kuse/gaiyo/profile/003716.html
歌詞も美しい言葉が多く、メロディの流れも綺麗でした。もう一方の「わたしは未来」は、東アジア文化都市の歌として2015年に松下功さん(当時、東京藝術大学副学長)が作曲、作家の夢枕獏さんが作詞された歌です。
http://culturecity-niigata.com/about/mirai.php
ステージは映画『君の名は』主題歌「前前前世」、『名探偵コナン』、『鉄腕アトム』と続きます。
懐かしアニメのスペシャルライブ!
ここで舞台は第三部、スペシャル・ライヴのプレゼント♪
まずは「DANZEN!ふたりはプリキュア~唯一無二の光たち~」、五條真由美さんのご登場です!20年前、一度は会社の人事部に就職してから、歌手活動を始められたそうです。
前に座っていた3才くらいの女の子が、飛び跳ねてノリノリでとても楽しそうでした!!^^新成人のかたがたからも、入場の際、歌う前、終わった際にも大きな拍手がおこっていました。プリキュアが初めて放送されたのが15年前、新成人のかたがたが5歳くらいの頃ですので、やはり懐かしいのでしょうか。
次に登場されたのは、「ウルトラマンコスモス~君にできるなにか」、松原剛志さんのご登場!歌の途中で手拍子が!歌自体もノリが良い歌で、お二人の登場で舞台がとても華やかになりました!
実はゲストのお二人には、「デビュー20周年」という共通点があるのだそう。「歌手になるとは思ってもいなかった。人生何があるか分からないので、いつでもチャンスをつかめるように・・」と五條さん。「高野区長が仰っていたように、大人になってからは目標を持つだけでなく、やり遂げる気持ちが大事!」と松原さん。
と、20周年つながりといえば、司会の矢尾さんがフランキー役をつとめるアニメ『ワンピース』も、なんと20周年を迎えるのだそうです!矢尾さんがデビューされたのは、シアターグリーンで、舞台俳優としてだったそうです(声優としてのデビューは1984年)。本当に人生、わからないものですね~。矢尾さんは2019年2月8日公開の「劇場版シティーハンター」に“靴磨き屋の源さん”役で出ています。源さんは情報屋。意外にビックな情報を握っていたりして?!(←筆者、観に行ってきました)。
最後に五條さんに再登場いただき、矢尾さんも含め3人で…な・なんと!アニメ『ワンピース』主題歌「ウィーアー!」を熱唱!!!この3人で歌う姿は、今後おそらく見られないと思います!しかも持ち歌ではない、「ウィーアー!」を歌うなんて!かなーりレアなサプライズ。新成人のかたがたにも、最高のプレゼントになったのでは?アニメが好きではなくても、楽しい雰囲気、周りが嬉しそうに手拍子している様子が微笑ましく、良い思い出になったのでは?なんて思いました。
式典後の新成人たちに感想を聞いてみました!
豊島区からの「ちょっと非凡で攻めてる?!成人式」というプレゼントを胸に、“さて、昔の友達を見つけに行こうか~”なんて思っているであろう新成人のかたがたに、再度インタビューを試みました。式の後、アニメ成人式の印象は変わったのか?
(ちなみに高野区長は、女性の新成人に囲まれて写真を撮っていて、とても楽しそうでしたー。笑。)
1組目は、晴れ着の女性4人組。
成人式直後のインタビューです!
―アニメ成人式はいかがでしたか?
私、ワンピースが大好きなんです。司会者が矢尾さんで、すっごい嬉しかった。そこがアニメ成人式の良かったところ。有名なかたとかにお目にかかれて嬉しかったです。
―プリキュアの歌などはいかがでしたか?
盛り上がって良かった。最高でーす。
―良かったです!写真を撮ってもいいですか?
大丈夫です!
2組目は、航空自衛官の熊谷丈司ルイ(くまがい・じょうじ・るい)さん。
(お名前の許可もいただいています)。
―成人おめでとうございます!
ありがとうございます。
―本日の服装はどのような服装(コスプレ?)ですか?
航空自衛隊の制服です。
―航空自衛隊?なるほどなるほど。ハーフのかたですか?
フランスと日本のハーフです。お父さんがフランス人、お母さんが日本人。
―ずっと豊島区に住んでいるのですか?
そうです。小学校、中学校、高校と住んでいます。
―豊島区にずっと住んでいる感想は?
自分は椎名町のほうですけど、素敵ですね。出れないです。
―豊島区って、外国人やハーフのかたも多いし、様々な人たちがいて、多様なコミュニティを形成している。そうした点で、ハーフのかたにとっては居心地がいいのかなと思いますが、いかがですか?
はい、とても居心地いいですね!
―先ほど皆さんで写真を撮っていましたが、小学校の友達同士ですか?
小学校、中学校の友達です。
―アニメ成人式はいかがでしたか?
面白かったです。
―将来の夢や抱負を聞かせていただけますか?
人を幸せにするようなことをやっていきたいなと思います。
3組目は、日本人とロシア人のハーフの男性。
―アニメ成人式どうでしたか?
良かったです。悪くなかった。ジブリが出てないのがどうなのかと思った。
―アニメ成人式でも歌がありましたが、ウルトラマンに思い入れはないですか?
Akiraとか。途中に映像で出てきましたね。ちょうど世代でした。「ジョジョの奇妙な冒険」あたりも世代だった。ウルトラマンもプリキュアも良かったけど。
―豊島区って外国人のかたも住んでいる文化都市ですが、ハーフのかたでいらっしゃいますか?
はい。住まいが今は新宿区なんです。中学校は豊島区ですが、引っ越してしまって。新宿の成人式に行っても友達とかいないし。
―失礼でなければ、ご両親の出身国はどちらですか?
母がロシア人です。
―(3人に)今後の抱負を聞かせてください?
左側のロシア人のハーフ男性:「生きる」「清く生きる」
真ん中の男性:仕事を頑張る。仕事は電気系の管理職です。
右の男性:筋トレを頑張ります。
―ありがとうございました。
お次は、ちょっと変わった着物を着ている女性3人組。
―アニメ成人式はいかがでしたか?
アニメ盛りだくさんで良かった。プリキュア、ウルトラマン、ワンピースと。
―今日の服装は、少し変わっていますが?
沖縄の正装です。おじいちゃんおばあちゃんが沖縄の出身で、今、沖縄の大学に通っています。今日こちらに戻ってきただけです。
―沖縄の正装なのですね!沖縄の成人式ではなく、こちらの成人式にも出席したのですね。
豊島区の出身なので。明日沖縄に帰ります。
―将来の抱負を聞かせてください?
左側の女性:今年就職するので、まず仕事に慣れたいです。
中央の沖縄の正装の女性:まだ学生ですが、3年生になるので、将来のことを具体的に決めたいです。
右側の女性:保育士の資格を取りたいです。
―皆さん、豊島区の出身ですか?
はい。(左側の女性)私は椎名町です。
―豊島区で小さな頃遊んだ共通の場所とかありますか?
児童館とかだったね!学校の隣の児童館。ぞうさん公園(椎名町)とか、今はそう呼ばないんだっけ。あそこのぞうさん、ショボくなっちゃったよね。ピンクのまんまが良かった。
―池袋のサンシャインには行きませんでしたか?
最近、高校生とかになってから。地元が栄えている意識がなかったけど、池袋以外の子たちが池袋で遊ぶってなった時に、サンシャインとかに行くと聞いて、“あ、地元じゃん”ってなって。あまり栄えている感じが好きではなかったけど、高校に入って池袋で遊ぶようになってから、“ああ、良い場所に生まれたんだな”って思うようになりました。
満員電車に乗らなくてもいい。
―池袋駅周辺には、Harezaができて、映画館とかできたりもするみたいですね。
西口にも映画館ができてほしい。東口に行くのがしんどい。
―池袋には沖縄料理屋も沢山ありますよね。
(真ん中の女性)ウチ、沖縄料理やっています。
―あ、そうなんですか?
将来は実家を継ぐことになっています!
北口の老舗「池袋みやらび」です。オススメは海ブドウの天麩羅です!
―おお、池ブルックリンメンバーで行きますね!ありがとうございました。
最後5組目は、ドレッドヘアのハーフの男性にインタビュー!(写真はNG)
―新成人のかたですか?
はい。いちおう。笑。
―今日のアニメ成人式いかがでしたか?
すごかったです。(友人の女性を呼ぶ)
―(ご友人に対して)コスプレですか?
いえ、普通の恰好です。
―(ズボンを上に折り、靴下を出しているスタイルに対し)靴下はキャラクターものですか?
いえ、普通の靴下です。(女性)
裾を折っているのは、足が短いから?とか、お洒落だからとか。(ドレッドの男性)
―意外にコスプレしてる人、少なかったですね。
全然いないです。(女性)
ベジータがいた。(ドレッドの男性)
―あ、ベジータいましたね。小学校の友達?
小学校、中学校の友達です。
―ハーフですか?
そうです。
―実は、豊島区の人口の10人に1人くらいは外国人で、池ブルックリンとしては、多様な声を発信したいなと思っているんです。
豊島区は何であんなにアニメ推してるんだろ。
―豊島区自体、アニメを文化として推してますね。ピンときていない人もいると思いますけど。今後の抱負とか、豊島区がどうなってほしいとか、ありますか?
豊島区は、都会の中でも田舎に近いとか言われていると思うんですけど、豊島区といってパッと出てくるのが“池袋”という人も多いこのご時世を変えていきたい。
今の時代、人生100年と言われていて、これから残り80年、地元を盛り上げるためには、まず“周りにとらわれない”こういう人たち(ご友人たちを指して)が増えていくことがまず課題なんじゃないかなと。今回も“コスプレもいいですよ”って言って、コスプレしたのはこの人くらいだし(ご友人“してないよ!”とツッコミ)。
―確かに、個性が光るような、色んな人がいていいですよね。
そうそう。日本っていうのは、同調圧力がすごい強い国なんで、そこをどうすり抜けて時代を変えられるかというのがやっぱり大切だと思うんですよね。それを具体的にどうするっていわれても、パッと出てこないんですけど。
―あ、でもいいですね。そういう風に誰でも受け入れられるような地元になっていけば。ありがとうございました!
いえ、ありがとうございました。
式後のインタビューでは、アニメ成人式の評価もかなり高かった様子。
成人式の評価はさて置き、他にはない実験的な試みをしている点で、池ブルックリンとしては、豊島区のこのような試みをこれからも引き続き応援していこうと思います。
新成人のみなさま、改めておめでとうございます!ぜひ、これから発展する豊島区を見守りつつ、未来を担っていただければと思います!
(当日の新成人のみなさま)
【取材を終えて・・・】
(板垣雑感)
晴れ着を着る機会って、そうないので、着たい気持ちもわかるな~と思いつつ、もっとハメを外す人がいてもいいのでは~なんて思いました。ちなみに、式の前にお酒を飲んで騒いでいた新成人たちも、式の間は静かで、式の後にはすぐに飲みに出かけたのか?静かな式でした。もちろん成人式でハメを外すのが自己主張ではないし、どこでどうハメを外すか難しいのですが・・。大人しくて、スマートで。筆者はもっと頭悪くて、できないことも「できるに違いない」と挑戦して、失敗ばかりしていました(ちなみに、この筆者はかなりの“おばさま”です~)。「はみださずに、失敗せずに、賢く」なんて生き方にはほど遠かった自分。“今の若い子は~”なんて言い方はしたくありませんが、みんなほんとスマートだな~と感心します!
様々な失敗を通じて自分にできそうなことを知り、今の自分をもう少し成長させる中で、自分にできそうなこと、できるだけ他人を笑顔にできるようなことをしたいと思っています(筆者の話)。皆さんはまだ若いので、もっともっと挑戦して、大きな夢とたくさんの笑顔をつかんでください!もちろん自分が笑顔であるのが一番大事!そして“周りが~してるから、こういう仕事をしなくちゃ”とか“周りが結婚してるから結婚しなきゃ”とか、周囲に振り回されることなく、自分にしか歩めないオリジナルな人生を歩んでください!そのほうが絶対に面白い^^
奇しくも、世にも変わった「アニメ成人式」で送り出された皆さん!人生、楽しんでくださいね!!
(目黒雑感)
「アニメ成人式」と聞きつけて、「これは面白い!」と一般観覧に申し込みました。
成人式の趣旨から「そぐわないのでは」という意見もちらほらありましたが、式の途中のアニメ映像や、ちょうど今の成人が5歳ぐらいの時にはまったであろう、「ウルトラマンコスモス」や「初代プリキュア」の歌LIVEを通して、新成人を祝いたいという気持ちが伝わってくる式でした。高野区長や豊島区の職員の方々が一生懸命作ってきた様子がわかり、そうした観点からも、ほっこりするオリジナルの成人式を感じました。
僕は途中のアニメ映像が懐かしすぎて、「あぁアニメから色々なことを学んできたなぁ」と少しうるっとしました(これもきっとそういう意図があったのですよね)。
インタビューを何名かさせていただきました。僕が20歳のころは、とにかく「根拠のない自信」と、「出口のない不安」が両方入り混じっていたように思います。時代を超えてもそれは変わらないのかなぁとも思っています。
成人のみなさん、ウルトラマンコスモスの歌ではないですが、きっと「君にできる何か」はそれぞれ違うと思います。みなさんがこれから自分が納得のできる「何か」を見つけていけることを切に願っています!とにかくおめでとうございます!
【この記事を書いた人】
板垣有(いたがき ゆう)
音楽をこよなく愛す、走るライター(泳ぐのも好き)。
めぐロッカー
音楽や映画が好き。最近はキャンプやアウトドアにはまってます。
得意分野は、映像編集。