【ビール×音楽♪】「Beer Beer」吐くまで飲もうぜ

次号のMIOSKは、「豊島区とビール」特集!

個性豊かな池ブルックリンメンバーが贈る「ビール×〇〇」の記事、第一弾です!
池ブルックリンきっての音楽好き、板垣有さんが世界の音楽とビールの知識を披露。
ぜひお楽しみください。

ビール×音楽

謹賀新年、池ブルックリンの「ビール×〇〇企画」、
まずはビール×音楽の記事からスタートです♪

タイトルとなっているKorpiklaani(コルピクラーニ)の「Beer Beer」をお聴きください!(ヴァイキングメタルに分類される曲ですので、音量にご注意くださいませ。)

コルピクラーニはフィンランドのフォークメタル/ヴァイキングメタルに分類され、そのユニークさで他の追随を許さないワンアンドオンリーなバンドです。

邦題のセンスがこれまた秀逸(?)で、この曲の邦題は「吐くまで飲もうぜ」。

他の曲も「ビール飲み放題」「朝まで飲もうぜ」「酒場で格闘ドンジャラホイ」(フィンランド人はお酒が入るとレスリングをするそうです)「酒が入れば百万馬力」などなど、

“どれだけ飲んでるの!”とツッコミを入れたくなるタイトルが並びます。コルピクラーニのメンバー自身もこの邦題に大爆笑しているようです。(※1

※1 参照:当事者・KORPIKLAANIに訊く、北欧はなぜメタルバンドが多い?(https://fika.cinra.net/article/201710-korpiklaani

さて、ビールと音楽と聞いて思い浮かべるものは人それぞれ。筆者が周囲に聞いただけでも「音楽フェス」「イベント」「パーティ」など様々な声が上がりました。特定の人やシチュエーションが浮かぶかたもいらっしゃるかもしれませんね。

いずれにせよ音楽とアルコールはとても相性が良いもの。当のミュージシャンにもお酒好きは多いようです。中にはお酒が好きすぎて、アルコール依存症となり命を落としたミュージシャンも…。

エイミー・ワインハウスがアルコール依存症矯正施設に入所した経験をもとに作った「Rehab」(リハビリティの略)。この曲でグラミー賞を受賞しています。

彼女はアルコール依存症に薬物の使用も相まって、20117月に他界しています(死因は未だ究明されていません)。

日本人ミュージシャンでも、ヒップホップ・ミュージシャンのECDがアルコール依存症に苦しんでいたことも有名です。ECD20181月に癌でこの世を去っています。


「たった一滴で」(1:14まではトークが入ります)

悲しい話題が続きましたが、明るい話題もひとつ。

サニーデイサービスのドラマー丸山晴茂が20185月に飲酒も原因とみられる癌で永眠したニュースは記憶に新しいですが、同じサニーデイサービスのヴォーカル曽我部恵一は、お酒を断ち精力的に活動していることで知られています。

先日20181221日に横浜ベイホールで行われたライヴでも、忌野清志郎ばりに迫力のある声を張り上げてロックしていました。

201812月頭にヒップホップ・アルバム『ヘブン』、その約2週間後にニューアルバム『There is no place like Tokyo today!』をリリースし、非常に精力的に活動しています。

お酒を断つのをオススメしたい訳でもなかったりします。

ビールはお酒のなかでも、とても安全な飲み物と言われています。ある程度まで飲むと飲めなくなるからです(あくまで一般的な話としてご理解ください)。

今夜はパーティ!BGMのチョイスはあなた次第♪

「吐くまで飲もうぜ」まではいかなくても、ほどほどに楽しく「酒が入れば百万馬力」のノリでその場の雰囲気もお酒もエンジョイしたいものです^^

新年早々、お酒を飲む機会も増えますが、ここは無理なく“ビールで楽しく”飲んでみては!ビール音楽部(?)より、板垣でした!(敬称略)

ライター:板垣有