豊島区がSDGs未来都市に選定されたので、SDGsカードゲーム(オンライン)をやってみたよ!

豊島区が「SDGs未来都市」および「自治体SDGsモデル事業」に選定されたことが発表された2020年7月17日。

というわけで、さっそくその日のミーティングで「THE SDGs アクションカードゲーム X(クロス)」を体験してみたよ!

SDGsとは?

持続可能な開発目標(SDGs)–2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。

引用元「SDGsとは(外務省)

最近よく聞かれるワードだけど、いまいちなんなのかわかっていない。
なんか大切だと思うけど、余裕のある企業や自治体がやる感じでしょ?
大きな目標だから、自分の生活とはあまり関係ないんでしょ?

そのくらいの認識でいた私。でも、今回のカードゲーム体験を通して、「自分の行動が、ちょっと世界を変えていくのかもしれない」と感じました。

「THE SDGs アクションカードゲーム X(クロス)」って何?

楽しみながらSDGsを学べる。金沢工業大学の学生プロジェクトが産学共同で企画、開発したSDGsカードゲーム。

引用元「楽しみながらSDGsを学べる。金沢工業大学の学生プロジェクトが産学共同で企画、開発したSDGsカードゲーム「THE SDGs アクションカードゲーム X(クロス)」製品版が令和元年5月より発売開始(金沢工業大学))

なにやら難しそうなSDGsを、体験することで「自分事」としてとらえることが目的のゲームのようです。

参照記事:「最近よく聞くSDGsって何?わからないから、体験してきたよ!」(2019年1月)

以前にもメンバーの板垣有さん、杉江美樹さんがゲームを体験していたことや、
また、メンバーにSDGsのファシリテーターの小針丈幸さん(NPO法人しんせい)がいらしゃることから、
池ブルックリン内でも「SDGs面白そう」という空気がありました。

ミーティングで、SDGsカードゲームを体験してみた

ゲームを始める前は「SDGsって言いたいだけ」レベルの私でしたが、最初に「SDGsとは何か?」というお話を小針さんにしていただいたことで
そこら辺はなんとかクリアしました。

印象に残ったのは「氷山モデル」の話。

価値観は行動につながり、行動は結果とつながる。
「人の価値観を少し、SDGs寄りにすることで、世界の持続可能性を上げていくことができる」ということをおっしゃっていました。

カードゲームのやり方

さて、SDGsについて伺ったところで、ゲームの説明カードは大きく2種類に分かれます。

・トレードオフカード
※トレードオフ…ある社会問題を解決すると発生する別の社会問題。

・リソースカード

ゲーム全体の流れは、トレードオフで発生した社会課題を、リソースカードを使ってアイディアを出し合い、解決を目指すというもの。

アイディアを出し合い、工夫することが目的なので、実現可能性などは深く考える必要がないようです。(初心者版だったからかも)

さっそくプレイしてみます

そしていよいよゲーム開始。

3人1組となって、カードが配られます。(オンラインで行ったので、実際はExcelファイルに張り付けてGoogle Documentで共有)

トレードオフカードには
「11 住み続けられるまちづくりを」
誰にでも使える公共スペース・緑地スペースを増やした結果、ホームレスが増加し、治安が悪くなり始めた。

と書いてあります。

リソースカードは1人3枚配られます。

私のリソースガードには「SNS」「アニメ」「ドローン」と書いてありました。
このうちの1枚を使って、課題を解決するアイディアを出していきます。

まずはホームレスの事例の雑談があり、そこから「ホームレス=悪、治安が悪くなる」という因果関係を断ち切ることはできないか?という話になりました。

「ホームレスの人が汚いなら、お風呂とかを提供する?」「でもリソースにないしな」
「逆に、池袋のカオスなイメージを活かして『ホームレスの方、いっぱいいらっしゃい!』ってするとか?」
「じゃあ、たくさん集まったホームレスの人たちを『ドローン』(リソース)で撮影したい。場所はイケサンパークで」という、私のばかばかしい話に

めぐロッカーさんが「じゃあ、その中で選んだ人たちに、youtuberになってもらうとか。『お笑い』(リソース)をやってもらいましょう!」と乗っかります。

このゲームでは、「人のアイディアに乗っかる」というのはとても大切なことです。一見ばかげたアイディアでも、人がかかわることでどんどん成長していく。

秋元志保さんは「じゃあ、その人たちを『有名人』(リソース)にして、イケサンパークを盛り上げる!」とアイディアがつながっていきました。

そして、「ホームレスが増加し、治安が悪くなり始めた」という課題は、このようなストーリーによって解決されるというアイディアが生まれました。

「イケサンパークを、逆にホームレスの人に居心地の良い環境にする。お風呂に入ってもらったり、仕事を紹介したり、炊き出しをしたり。
そして集まってきたホームレスの人たちを、「新しい生き方をする人たち」として注目し、Youtubeで発信し、有名人にする。ドキュメンタリーなどもできるかも。
有名人のいるイケサンパークにみんなやってきて、池袋の懐の深さを知る」

アイディアの組み合わせで、世界は変えられる

…もちろん、このアイディアを実現しようとするといろいろな問題があると思います。

でもこのゲームをしてみて感じたのは、「一見難しく、お金でしか解決できないように見える課題も、アイディアとリソースで解決できるかもしれない」ということ。

大きな理想や莫大な資金を持っている組織がSDGsにコミットするだけではなく、
一人ひとりの持っているものやアイディアで、世界を少しだけ持続可能にできるのかもしれない

また、アイディアを出し合い、肯定しあう中で、池ブルックリンの結束も強くなったように感じました。

メンバーって、長く活動してると似てくるんですね

ここから先は余談。

6名が参加していたので、2グループに分かれ、同じトレードオフカード、リソースカードで話し合いをしていました。

課題は同じだけど、使うリソースやアイディアで、かなり違うストーリーが生まれる…はずだったのが、
別のグループのストーリーは
「お笑い:公共スペースでホームレスがお笑いをやる。
有名人:有名なお笑い芸人がホームレスに芸を教える、っていう企画をやる。
アニメ:それをアニメ化する。」
というものでした。

選んだカードも、ホームレスをリソースととらえてコンテンツ化しちゃうという案も、自分たちのグループとそっくり。

一緒に活動していると、発想も似てくるんだね。

私たちのグループはワイワイ、ちょっとふざけながら話し合っていましたが
こちらのグループは大まじめに話し合っていて、
そしてこのストーリーを作ったらしい。

どっちかというと、まじめに話していてこのストーリーという方が、おもしろすぎる気がします。

池ブルックリン×SDGsプロジェクト発足!

この機に、池袋ブルックリンでもSDGsプロジェクトチームを発足させました!

今後、SDGsに関する情報をアップしていきます!


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vol.2 豊島区の中心でビール愛を叫ぶ

特集「まちの才能をビールであぶりだす」では、「おいしいビールの前では、年齢も性別も国籍も関係ない!豊島区の多様性を、『ビール』という切り口で紹介!」しています。豊島区にあるクラフトビールの工房や、池ブルックリン・プロジェクトのメンバー推薦のお店をご紹介しています。

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文化がチャンプルーする豊島区の面白い人・モノ・食をディープに、カオスに届けるマガジン「MIOSK(ミオスク)」第一号がついに発行されました! 「MIOSK」とは、豊島区にある山手線の5つの駅「目白(Mejiro)」「池袋(Ikebukuro)」「大塚(Otsuka)」「巣鴨(Sugamo)」「駒込(Komagome)」の頭文字をとったものです。 豊島区にかかわりのある有志のメンバーが、独自の視点で発掘した豊島区のおもしろ情報をお楽しみください!

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