こんにちは!豊島区在住のマンガ家の織田博子です。
豊島区に住んでいる人のうち、外国籍の人は10人に1人以上いるのだとか。
そんな中、「ワールドワイドに子育てを楽しもう」(池袋図書館)というイベントを教えてもらって、行ってきました。
記事作成:織田博子(記事一覧)
食を旅するイラストレーター/マンガ家。
「世界家庭料理の旅」をテーマとして、ユーラシア大陸一周半旅行に行ってきました。
池ブルックリンでは絵と食べるの担当。
公式サイトはこちら
マンガ「世界を旅する母ちゃん 駒込で子育て」(しろいぶた書房)、旅のコミックエッセイ「女一匹シベリア鉄道の旅」、「女一匹シルクロードの旅」、「女一匹冬のシベリア鉄道の旅」「女一匹冬のシベリア鉄道 特製余録」「北欧!自由気ままに子連れ旅」「世界家庭料理の旅」「世界家庭料理の旅 おかわり」(イースト・プレス)出版。
Contents
ミャンマーとネパールの方の子育て話
登壇者は、日本で子育てを体験したミャンマーとネパールの女性。
日本で子育てをしてよかったこと
「結婚したら女性は家に入るのが当たり前だったので、日本では女性が働けるのがいい」とネパールの方。
司会者の方は「私は20年前に子育てをしましたが、その時は女性の社会進出は今ほど進んでいなかった。今のお父さんたちは、積極的に家事育児をされるところがすごいなと思います」との意見。
ミャンマーでも「今は変わってきたけど、女性が家に入るものという考えはまだある」とのことでした。
ミャンマーの方は「出産したら、行政の人がいろいろ連絡をくれたりするのがすごいと思いました」
外国の子育て事情
ミャンマー、ネパールのお二人ともが「母国では家族が多く、みんなで見るのが当たり前!」とおっしゃっていて、うらやましいなぁと思いました。
「子育てのジンクス」という話題では、
「母乳を赤ちゃんの額に塗ると、体毛が薄くなる」(タイ)
「赤ちゃんの頭をもって、ぶらさげると、姿勢のいい子になる」(ミャンマー)
「耳にピアスの穴を開けてあげると、病気にならない」
「丸刈りにする(太い髪の毛になるように→ミャンマー、筆を作る→日本)
など、文化の違いの面白さを感じるお話がたくさんありました!
いろんな子育てがある
主催の「NPO Mother’s Tree Japan」さんは、在日外国人女性の産前産後サポートと多文化共生子育てを行っている、豊島区の団体です。
ちがうをみとめる
ちがうをこえる
ちがうをたのしむ
という活動ポリシーは、日本で子育てをする日本人の私にとっても共感できる考え方だなと思いました。
他の国や地域の人の考え方を聞くことで、「そんな考えもあるんだ」「これ、やってもいいんだ」と、子育てや自分の生き方に自信が持てた気がします。
次回は中国のお話を聞くことができるそうです!