2014年に東京で唯一「消滅可能性都市」に指定された豊島区。
私が2016年に第一子を生んでから、2022年に第三子を生むまでの間に、豊島区の子育て支援も変わっていきました。豊島区の子育て支援をいろいろ活用してみた記録のイラスト連載を始めます。
同じ子育て世代の皆さんの参考になれば幸いです!
※あくまで個人的な体験による感想です
記事作成:織田博子(記事一覧)
食を旅するイラストレーター/マンガ家。
「世界家庭料理の旅」をテーマとして、ユーラシア大陸一周半旅行に行ってきました。
池ブルックリンでは絵と食べるの担当。
公式サイトはこちら
マンガ「世界を旅する母ちゃん 駒込で子育て」(しろいぶた書房)、旅のコミックエッセイ「女一匹シベリア鉄道の旅」、「女一匹シルクロードの旅」、「女一匹冬のシベリア鉄道の旅」「女一匹冬のシベリア鉄道 特製余録」「北欧!自由気ままに子連れ旅」「世界家庭料理の旅」「世界家庭料理の旅 おかわり」(イースト・プレス)出版。
Contents
ファミリーサポートに登録しようと思ったきっかけ
2022年2月に第三子の出産を控え、私は「今回こそファミリーサポートに登録しよう」と決意しました。
今までの出産では、近隣県に住む両親、義両親のサポートを受けていたのですが
コロナ禍で、電車での移動が難しくなるかもしれない…という心配が出てきたからです。
今まで手続きが何となく面倒そうでやっていなかったファミリーサポートに登録することにしました。
ファミリーサポートについて
子育て中の家庭を支援するために「子育ての手助けをしてほしい方」(利用会員)と、「子育ての手助けができる方」(援助会員)が会員登録をし、地域の中で、「できる事をできる範囲で」お互い助け合いながら、子育ての相互援助を行うことを目的としています。手助けがほしい時に、区(センター)が調整や橋渡しをします。
ファミリー・サポート・センター事業(豊島区)より引用
類似のサービスとして「ベビーシッター利用支援事業」がありますが、ファミリーサポートの特徴は
・利用会員と援助会員の居住地が近い
・援助会員は子育て経験者が多い
・同じ援助会員さんが来ることが多い
1時間からお願いすることができるので(ベビーシッター利用は2時間から)、利用のハードルは低め。
金額
預かり児童1人当たり800円~、きょうだい1人追加で2人目は1人目の半額(2022年2月利用)。
まずは登録
1.登録書類を作成して送付もしくは窓口に提出
登録用紙に必要事項を記載し、窓口に提出しました。
子どもや親の写真を準備するのが結構面倒でした。写真用紙に印刷しなくてはいけないのが特に面倒。
メールやフォームでの登録・写真も画像で送ることができたらいいのに…と思いました。
※コンビニでの写真用紙印刷が便利でした!
2.紹介された援助会員さんに連絡をとって面談
援助会員さんと自宅などで面談を行います。この時、初回の予約をお願いしておくとスムーズ。
我が家では、出産後のサポートをお願いする予定でしたが、相性を見たかったので出産前から週1回依頼しました。
予約できたら運営に報告をしました。(2回目以降はメールフォームから報告できるらしい)
以上です。意外と登録が簡単でした!
実際にお願いしてみる
子どもたちの園へのお迎えをお願いしました。
家に帰ってくるまでは「人見知りしていないかな…」「ちゃんと帰ってこられるかな…」と不安でしたが
やはりファミサポさんはベテラン。子どもたちはご機嫌で帰ってきました!
お迎え終了後も少し時間があったので、着替えや手洗い・お風呂に入るのの見守りなどもやっていただけました。
利用してみて
コロナ禍になって早3年目。
保育園で子どもたちを見てもらっているとはいえ、家の中では基本的に親だけで見ていた子どもたち。
「自分たち以外に、見てくれる大人がいる」
ということへの安心感がすごかったです!
地域に住んでいる援助会員さんなので、基本的に同じ人にお願いできるという点もよかった。
子どもは人見知りするタイプなので、毎回違う人だとちょっと気疲れしてしまうかもしれないと思っていたので
この点がかなり利点でした。
逆にデメリットは、地域によって援助会員さんが少ない地域があったり、人気の援助会員さんは日程調整が必要なこともある点でした。
私は「毎週〇曜日の16時~17時」というように、定期的にお願いして予約管理が煩雑にならないようにしていました。
まとめ
ファミリーサポート制度、登録してみてよかったことが多かったので、
登録を検討している人はぜひ調べてみてください!
窓口に行く必要は特にありませんが、ファミサポさんとの面談などもあるので、産休中や育休中など、時間が取りやすい時に登録しておくことがおすすめです。