「世界とつながる料理教室 vol.0 ウズベキスタンの食卓」イベントレポート

「世界とつながる料理教室」とは?

居住者の10人に1人以上が外国人という、超グローバルシティ・豊島区で行われている
「食で世界とつながる」ための料理教室です。

記念すべき第一回目が、2018年10月21日(日)、みらい館大明(池袋)にて開催されました。

記事作成:織田博子(記事一覧
食を旅するイラストレーター/マンガ家。
「世界家庭料理の旅」をテーマとして、ユーラシア大陸一周半旅行に行ってきました。
池ブルックリンでは絵と食べるの担当。
旅のコミックエッセイ「女一匹シベリア鉄道の旅」、「女一匹シルクロードの旅」、「女一匹冬のシベリア鉄道の旅」「女一匹冬のシベリア鉄道 特製余録」(イースト・プレス)

主催:池ブルックリン
共催:みらい館大明(池袋)
講師:織田博子(食を旅するイラストレーター・マンガ家)
イベント概要ははこちら

好奇心旺盛な参加者さんたち

当日は30名近い方が参加されました。
「ウズベキスタンに行ってみたくて」「どんな国の料理かな?と思って」と、参加の理由は様々ですが、異国への関心が高い、好奇心旺盛な人々が集まったイベントとなりました!

早速作ってみます

まずは「プロフ」(ウズベキスタンの炊き込みご飯)を作ります。


動画で料理教室の様子が分かります。

「一回しかやりませんよ~そのあとは皆さん、自分たちで作ってみてください」
という講師の言葉に、皆さん真剣なまなざしで見始めました。

2人1組になり、作り始めます。

池袋のハラルフードショップでお買い物

水を入れてお米を蒸らす(1時間)間、近くのハラルフードショップに買い物に行きます。

 

 

ハラルフードショップ…イスラム教の人が戒律に沿って食べられる「ハラル食品」を多く扱っているスーパーマーケットの総称。
イスラム教の国の食材のみならず、アジア(ミャンマー、ネパールetc)、アフリカの食品を扱うお店もあります。
豊島区内にも多く存在します。

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初めて入るハラルフードショップに、大興奮の皆さん。

皆さん「爆買い」していました。
お店の人も、丁寧に食品の説明をしてくれます。

特に、この製品は参加者さんの好奇心を大いに刺激していました。
これ、なんだかわかりますか?

答えは、南アジアで多く使われている歯ブラシ

木の皮を剥き、繊維で歯を磨きます。樹液にキシリトールのような成分があり、歯を殺菌・保護してくれるそう。
講師も愛用していたとか。特に歯の表面がピカピカになります。

さあ、いただきます!

ショップから帰ってきて、出来上がったプロフを豪快に盛り付けます!

「味付けが塩とクミンだけなんて信じられない!味わい深い」
「思ったよりエスニック色がなく、食べやすい!」
「家でも作ってみたい」
と好印象でした。

世界のおやつタイムも

パキスタンのクミンクッキー、ラスク、チュニジアのハルワ、アラブ首長国連邦のデーツ(なつめやし)、ざくろジュース

 

また、この後、ハラルフードショップで買ってきたお菓子をみんなで分け合う楽しい時間も。
食べたことのないお菓子に、みんな興味津々でした。

特に人気のあったのはこちら。

「ガジャルハルワ」(パキスタン)

 

にんじん、牛乳にスパイスを入れたスイーツです。

初回から大盛況・大成功の料理教室となりました!

次回は「中央アジアのうどん『ラグマン』手打ち体験」(2018/12/15)です。

詳細・お申し込はこちら

記事作成:織田博子(記事一覧
食を旅するイラストレーター/マンガ家。
「世界家庭料理の旅」をテーマとして、ユーラシア大陸一周半旅行に行ってきました。
池ブルックリンでは絵と食べるの担当。
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