揚げ物を作るのが大好きなので、キッチンにはオイルポットを常備しているマンガ家の織田博子です。
記事作成:織田博子(記事一覧)
食を旅するイラストレーター/マンガ家。
「世界家庭料理の旅」をテーマとして、ユーラシア大陸一周半旅行に行ってきました。
池ブルックリンでは絵と食べるの担当。
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マンガ「世界を旅する母ちゃん 駒込で子育て」(しろいぶた書房)、旅のコミックエッセイ「女一匹シベリア鉄道の旅」、「女一匹シルクロードの旅」、「女一匹冬のシベリア鉄道の旅」「女一匹冬のシベリア鉄道 特製余録」「北欧!自由気ままに子連れ旅」「世界家庭料理の旅」「世界家庭料理の旅 おかわり」(イースト・プレス)出版。
昨日、インドネシアのナシレマッ(ご飯とおかずの盛り合わせ料理)を作るために大量のにぼしを揚げたら、油が黒くなってしまったので、さすがに使えないかなと捨てようと思ったところです。
昨日教えていただいた、マレーシアのナシレマッ(ココナッツミルクで炊いたご飯に魚のサンバル(ソース)、卵、きゅうり、揚げピーナッツを添えたもの)が美味しすぎて、また食べたくなって再現してる。 pic.twitter.com/PAhm02udIg
— マンガ家 織田博子 (@OdaHirokoIllust) January 13, 2025
とてもおいしいナシレマッ
Contents
巣鴨信用金庫に回収ステーションがある
「豊島区 廃油回収」で調べてみたら、あれ?巣鴨信金で回収していると書いてある。家から近くなので、せっかくだから使ってみることにしました。
- 販売時の食用油の容器やペットボトル(1本あたり2リットル以内のもの)に入れて、各回収拠点にお持ちください。
ただし、販売時の食用油の容器であっても、ガラスびんは使用しないでください。
とのことで、適当なペットボトルに詰め替えました。油が熱い時に入れるとペットボトルが変形しそうなので、冷めてから。ろうとを持ってないのでちょっとこぼしました。
運んでいるときにこぼれないようにふたをしっかり閉めました。
入口すぐ右にありました。
ボックスに入れて蓋をしめたらおしまい。
対面式の回収方法ではないところがいい
廃油回収を区でも行っているのは知っていたけど、指定の日時・場所(毎月第4月曜日(祝日の場合は、翌日の火曜日)午前9時から午後0時30分までだそうです)にもっていかなくてはいけないのでハードルが高そうでやったことがありませんでした。
私の住んでいる地域では巣鴨信金本店のみの回収ですが、それでも非対面でいつでも(営業時間内)出せるのは嬉しい!
回収した油はどうなるの?
シェアオフィスに詳しい人がいたので聞いてみたところ、東京都ではこんなプロジェクトがあるそうです。
え?!廃油で飛行機が飛ぶ?!
家庭から排出される廃食用油の回収を行うためには、回収システムの構築や市民への周知など幅広く展開していく必要があり、多くの自治体や企業の協力が不可欠となります。
まだまだ実験的な段階と言えそうですが、油はプラスチックや紙のように、資源として考えられているようです。
農林水産省でもこのような試みが。
「職員の家庭から出た廃油を回収」というところがいいですね。「まずは隗より始めよ」(事を始めるには、自分からやりださなければならない。人に言いつける前に自分が積極的に着手せよ、という意味。)ですね。
まとめ
身近な場所にいきなり現れた箱のことを調べてみたら、案外大きなプロジェクトにたどり着きました。