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“ナイスエイジ”な男女が気楽に立ち寄れる豊島区のお蕎麦屋さんを、食レポを交えてご紹介させていただいている私、とみさんのお蕎麦屋さんめぐり旅。
第6回目の今回は、地下鉄有楽町線要町駅すぐの「そば処 やぶ重」さんをご紹介します。
記事作成:吉冨太郎(記事一覧)
目白在住/広報スペシャリスト
旅と食と写真をこよなく愛する知命。星のソムリエとしても活動中。
Contents
「そば処 やぶ重」 さんの基本情報
■おひとり様でも気軽に行けます
■THE「街のお蕎麦屋さん」
■出前もやってます
■地下鉄出口を出てすぐ
お店は地下鉄有楽町線要町駅の3番出入り口から地上に出て、要町通りを左手に歩き、横断歩道を渡ると目の前に現れます。
にぎやかな商店街の入り口にある街のお蕎麦屋さん、というイメージ通りのお店です。
店舗外観
店内の様子
入り口の暖簾をくぐって右手に二人掛けのテーブル席が2つ。その横と入り口左手に四人掛けのテーブル席が4つ。正面奥は調理場というコンパクトな店内。混雑時は相席もありました(大きなアクリル板での仕切り完備!)
子どもの頃、我が家の近所に1件お蕎麦屋さんがあって、土曜日の午後などによく出前をとっていました。時々日曜日の午後に家族揃って食べにも行っていて、私などは子どもの頃から「メニューの右から左まで全部食べられたらな」などと、だいそれたことを考えていたものです(笑)
やぶ重さんの印象はそのころお世話になった「街のお蕎麦屋さん」の印象をそのまま現代に再現したような、懐かしさと居心地の良さを思い出させてくれる、そんなお店です。
お昼過ぎの時間帯は満席となることもありますが、かなり回転率が高く、直ぐに座れることが多いですね。おひとり様もお客さまも多いです。
カレーせいろ
やぶ重さんは屋号から「藪蕎麦」の系列なのだと思いますが、お店でいただけるお蕎麦はとても食べ慣れた感じの食感のお蕎麦です。出前でいただいても美味しくいただけることと思います。
こちらの「カレーせいろ」は、カレー南蛮蕎麦を、せいろとカレー汁それぞれセパレートで出してくれるメニューです。「カレー南蛮でいいじゃない」と思う人もいるかもしれませんが、私はこのカレーせいろが好きです。
さて、なぜ私はカレー南蛮ではなく、このカレーせいろが好きなのでしょうか?
それは・・・
カレーせいろには「そば湯」が付くから! なんです。
やぶ重さんのカレー汁は「とっても濃味&おとなの辛さ」でとろみも抜群。お蕎麦をつけ麺よろしくカレー汁につけてすすると、鼻に抜けるカレーの香りとお蕎麦ののど越し、舌への辛味メッセージが渾然一体となって貴方の味覚を刺激してくれます。脇目も振らず、一心不乱に食べてしまう勢いがつきます。
わたしはこれまで食べた蕎麦屋さんのカレー(汁)の中でも、こちらのカレー(汁)がNO.1では、とすら思っています。
そしてお蕎麦を食べ終わる少し前くらいのタイミングを見計らって、店員さんがそば湯を持ってきてくれます。この絶妙なタイミングでの提供が心憎くありがたいです。
残っているカレーの汁にそば湯を入れると、とても美味しいサラサラのカレースープが出来上がります。是非ナイスエイジ“な男女のみなさんにも召し上がっていただきたいです。
カツ丼(並)
お蕎麦屋さんの丼もの、とても美味しいですよね。やぶ重さんで私は「もり蕎麦&カツ丼(並)」というオーダーをするときがあります。(もう学生の頃のような健啖家では無いのを無自覚な自分がいますがw)
やぶ重さんのカツ丼はご覧のとおりドンブリいちめんにカツ煮の卵とじが敷き詰められていて、満足感が高いんですよね。お新香も美味しいです♪
並でこの盛り付けですと、上のカツ丼はどんな感じなんだろう・・・いつの日にか上を頼んでまたレポートさせてください。
【そば処 やぶ重前本店】
〒171-0043 東京都豊島区要町1丁目18−7
以上