「eofm」は、世界各国の民族衣装を研究し、そのエッセンスを現代風に解釈して服を作るという独自の取り組みをしている、鶴田剛郎さんのアパレルブランド。アトリエが南大塚にある、大塚発のアパレルブランドです。
「eofm」が「PARCO-ya上野」のポップアップショップに出展すると聞いて行ってきました!
記事作成:織田博子(記事一覧)
食を旅するイラストレーター/マンガ家。
「世界家庭料理の旅」をテーマとして、ユーラシア大陸一周半旅行に行ってきました。
池ブルックリンでは絵と食べるの担当。
公式サイトはこちら
マンガ「世界を旅する母ちゃん 駒込で子育て」(しろいぶた書房)、旅のコミックエッセイ「女一匹シベリア鉄道の旅」、「女一匹シルクロードの旅」、「女一匹冬のシベリア鉄道の旅」「女一匹冬のシベリア鉄道 特製余録」「北欧!自由気ままに子連れ旅」「世界家庭料理の旅」「世界家庭料理の旅 おかわり」(イースト・プレス)出版。
Contents
民族衣装のエッセンスが現代の服に
[ eofm ]は服の歴史と構成を織りなす要素として民族衣装を研究材料にし、そこから得られる機能性や美を服に落とし込み多方面から表現しています。eofmサイトより引用
「民族衣装を研究」という言葉で、最初に聞いた時は個性的な刺繍やカラーの洋服をイメージしていたのですが、eofmの服は白、黒が多く、普段使いしやすいのが特徴。
私のおすすめポイントは、普段使いしやすい色合い。一時期、同じ服を買って毎日着回していました。
eofmさんの人気の服は「貫頭衣(かんとうい)」から着想を得たとのこと。
シンプルかつミニマルなデザインながら、一枚着るだけでとっても素敵になるのも嬉しいところ。
ムガルカフェ※のカーンさんのつてで、現地インドで買い付けをしたというシルクのストールもありました。
※豊島区駒込にあったインド料理屋さん。現在は早稲田に移転
エスニックな柄ながら、上品な印象です。eofmのシンプルな服に合いそう。
so/et(ソエト)カゴバッグのシリーズも多数展開
きっかけは、豊島区でできた縁
eofmの鶴田さんがPARCOの担当者・山本さんとお会いしたのは、豊島区だったそう。
池袋PARCOさんが、地元のアーティストを発掘していた際にeofmさんに出会った後、PARCO-ya上野に異動になった山本さんがポップアップショップを企画されたそうです。
豊島区の繋がりが、上野で花開く。
そんな素敵なエピソードを聞いて、ますますeofmのファンになりました。
美しいeofmの服をかけるために買った真鍮のハンガー。クローゼットを開けるたびに嬉しくなります。
eofm
アトリエと同じ場所にあるギャラリー「eofm laboratory」はギャラリーとしてさまざまな民族のアートを紹介しています。
〒170-0005 東京都豊島区南大塚2丁目37−11 102号