豊島区の小さな公園が突然、アート作品になったー「桜の下でひだまりをつくろう」

駒込の小さな公園で、突然開催されたアート公開制作。

「明日開催します」の告知がFBに書かれ、あまりにも美しいタイトルにひかれて、行ってきました!


記事作成:織田博子(記事一覧
食を旅するイラストレーター/マンガ家。
「世界家庭料理の旅」をテーマとして、ユーラシア大陸一周半旅行に行ってきました。
池ブルックリンでは絵と食べるの担当。
公式サイトはこちら
旅のコミックエッセイ「女一匹シベリア鉄道の旅」、「女一匹シルクロードの旅」、「女一匹冬のシベリア鉄道の旅」「女一匹冬のシベリア鉄道 特製余録」(イースト・プレス)


 

こんなところに公園が

開催されたのは、駒込6丁目にある「まちづくり用地」。
徒歩2分ほどのところに住んでいた私も、全く知らなかった小さな公園でした。

11時ころから公開制作が始まり、12時ころに行ってみると、その公園はアートになってました。

アーティストの中村儒纏(ひとみ)さんが、四国から取り寄せたという美しい和紙をちぎり
ひだまりのように木の下に配置するという作品。

まちの人も参加できるよう、作業台も設けられていました。

幻想的な色合いの和紙

まずはみて、かんじて、そこから制作に入る。アーティストの方はこんな風に作品作りをするんですね
通りすがりの方も、最初はいぶかしげでも、雑談しているうちに「やってみようかしら」と和紙を選び始めます
切り取るだけでなく、美しい形にこだわるまちの人

まちの人の対話の場所に

たまたま通りがかった人たちが「なにをしているの?」「ここは昔、子供をよく遊ばせたのよね」「お宅は、どちらにおすまいなの?」と、対話が発生していました。
「〇〇医院の娘です」「その先生に、50年も前にお世話になっていたわ!」という会話も。

アートを通じてまちの人がつながった瞬間は、とても感動的でした。

 暗かった公園が、ひだまりいっぱいの公園に

13時に用事があり、14時にまた戻ってきて見ると、たくさんのひだまりができていました。

まちの人たちの作ったひだまり

ひだまりは地面だけでなく、壁に貼った段ボールにもできていました
保育園から帰った子供たちも参加
大きな美しいひだまり
たくさんの人が触れ、より美しい表情になった和紙

 

前の家から撮った写真

 

    

こんな時だからこそ、アートの力を感じる

この記事を書いている今、2020年3月は、コロナウィルスが猛威を振るい、
オリンピック延期が決定、首都圏では外出自粛要請が発表され、混乱を極めています。

有事の時こそコミュニティの強さが発揮されると思います。
こんな状況の中で、まちの人たちのつながりを作ってくれたひだまり。
まちの中にアートがあることの力を感じる公開制作でした。

写真:中村儒纏さん

アーティスト:中村儒纏(ひとみ)さん

野草をはじめ、身近な植物をモチーフにしたデッサンを元に作品の制作を行う。
東京藝術大学大学院 美術研究家 博士後期課程 在学

 


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