11名の参加者と共にコンゴ料理を作ります。
教えてくださったのは、千葉県•柏でコンゴ料理レストランを営むMOTINDIの舞さんとショーンさん。
舞さんは、ショーンさんの実家で初めてコンゴ料理を食べ、そのおいしさに夢中になって、コンゴで家庭料理を教えてもらったそう。
レストランをやることはまったくかんがえていなかったけど、コロナ禍でコンゴに行けなくなったのでレストランを始めることにしたとのこと。
日本語でコンゴの家庭料理を学ぶことができる、大変貴重な体験でした!
Contents
メニュー
マデス ナ イビシ ヤ コカウカ
マデスは豆の意味。豆と干し魚をトマトで煮込んだ料理です。
魚のダシが出ていて、スパイスがないためとても優しい味わいで、どこか日本の味わいにも似ています。
ンドゥンダ
ほうれん草と茄子の含め煮のような料理。
セモリナ
セモリナ粉を使ったもちもちした食感の食べ物。
調理開始
時間のかかるマデスから調理。
調理工程はシンプルながら、「豆を1日半水につけて戻す」「干し魚をぬるま湯につけ、骨をとる」と言った下ごしらえがなかなか大変そう。
今回は舞さんがやってきてくださっていました。
パーム油(やし油)は醤油のような香りのする赤い油。サラダ油にパーム油を入れて香り付けのような感じで使うそう。
にんにく、しょうが、ネギを炒めたのちトマトとトマトペーストでソースを作ります。
豆と水を入れて煮込みます。
次はンドゥンダ。
ゆでたほうれん草と炒めた茄子、玉ねぎを合わせて炒め煮にします。
最後にセモリナ。
セモリナ粉を水で溶いたものを煮詰めていきます。
沸騰すると急にとろみが出てきます。
粒度の違うセモリナ粉を調節しながら入れるとこんな感じのもちもち食感の食べ物ができます。
これで完成!
食べ始めると「コンゴ料理ってこんな味なんだ!」「優しい味わい」と参加者さん。
舞さんが惚れ込んだ気持ちがわかる気がします。
マデスは魚の出汁が効いていて、トマトスープのような見た目ながらどこか懐かしい味わい。
辛さは、ピリピリという辛くて酸味のある香辛料で調節します。
コンゴではセモリナを手で食べるそうで、舞さんたちはフィンガーボールで手を洗っていました。
お二人のお人柄のためか、参加者さん達は片付け後も残ってみんなで写真を撮ったりお話ししたり、とても盛り上がったイベントでした。
西アフリカにあるコンゴを身近に感じるイベントでした!
開催概要
毎回、大人気の「世界とつながる料理教室」。
池袋の「みらい館大明」で、世界各国のまだ食べたことのない料理と出会ってみませんか?
私がコーディネートしている「世界とつながる料理教室」、11月はアフリカのコンゴ共和国!
今回は、千葉県・柏のコンゴ料理レストラン『MOTINDI(モティンディ)』さんにコンゴ料理習います!
コンゴ人のショーンさんのご家族にコンゴ家庭料理を習い、そのおいしさに感動した日本人の舞さんが日本語で教えてくださいます。
そして私・マンガ家の織田博子もコンゴ料理のおいしさに感動し、今回のイベントを企画させていただきました!
メニュー
・マデス(白いんげんのトマトスープ)、ンドゥンダ(ほうれん草の炒め物)とセモリナ
お誘いあわせの上ぜひ遊びに来てください!
お子さんたちの参加も歓迎です。
世界の料理を作って食べることで、世界の国を身近に感じることができます。