記事作成:織田博子(記事一覧)
食を旅するイラストレーター/マンガ家。
「世界家庭料理の旅」をテーマとして、ユーラシア大陸一周半旅行に行ってきました。
池ブルックリンでは絵と食べるの担当。
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マンガ「世界を旅する母ちゃん 駒込で子育て」(しろいぶた書房)、旅のコミックエッセイ「女一匹シベリア鉄道の旅」、「女一匹シルクロードの旅」、「女一匹冬のシベリア鉄道の旅」「女一匹冬のシベリア鉄道 特製余録」「北欧!自由気ままに子連れ旅」「世界家庭料理の旅」「世界家庭料理の旅 おかわり」(イースト・プレス)出版。
Contents
第6回目の味噌づくりイベント開催
池ブルックリンが生まれたのは2017年。区民参加型ワークショップ「としまぐらし会議」でした。「豊島区の面白いものを見つけて発信してみる」をモットーに活動しています。
「みそのわ」も「としまぐらし会議」で生まれた区民主体の企画。
「世代を超えて集まる場所をつくる」をコンセプトに、まちのひと同士がつながる場所をつくる。毎年、みそづくりを通じて人々をつなげてきたみそのわさん。
コロナにも負けずコツコツと開催され続けた味噌づくり。
6回目になる味噌づくりイベントを開催されたので行ってきました!
会場は区民センターキッチンルーム。
大豆を煮る甘い匂いと蒸気に包まれ味噌づくりをスタート。
麹と塩を混ぜます。
2キロの大豆。小指と親指でつまんで、容易に潰せるくらいの柔らかさにします。
毎年作ってきた味噌を比較。年度や家によってかなり個性が出るそう。
2時間程で味噌仕込みが完了!これで半年ほど寝かせて完成。
完成した味噌は、すでに甘い匂いがしていました。
味噌が人々を繋いで、まちを醸成させていく
みそのわができた時のコンセプトは「みんなで味噌を作り、味噌の出来具合を共有したり、味噌びらきをする。味噌を通じてコミュニティを作っていく」だったように思います。
一回きりではなく、何度も会うことで醸成していく人間関係。
7年目になる今回の会では、何年も通う人たちや新しく来た人たちが混ざり合い、心地よいまろやかな雰囲気を作り出していました。
味噌づくりで心地よい疲れを感じた後におにぎりが用意されていました。
去年仕込んだ味噌で作ったお味噌汁も。
このお味噌汁、出汁を入れていないそうですが、味噌の風味と甘味がとても美味しく、体に優しい味でした。
7年かけてまちを醸成させてきたみそのわさん。
これからの味噌づきあいも楽しみです。